「WHY US」AI時代に選ばれる理由をどう作るか|セミナー実施レポート
投稿日:
2026.7.7
最終更新日:
2026.7.8
2026年7月6日(月)、高知市様・土佐市様・土佐市商工会様・三翠園様・Studio株式会社様・株式会社トラスト建設様の各団体・企業様にご後援いただき、株式会社ONDOとNIBIIRO 西森達也氏の共催セミナー「WHY US -AI時代に『選ばれる理由』を考える。なぜ、私たちなのか?-」を開催しました。
(映像/スチール写真撮影・編集は、NIBIIRO DSGNWRKS KOCHI様にて対応していただきました)
本記事では、当日お伝えした内容の要点と、ご参加いただいた皆様からのアンケート結果をあわせてご報告します。
項目 | 内容 |
|---|---|
開催日時 | 2026年7月6日(月)13:00〜16:00 |
主催 | 株式会社ONDO/NIBIIRO |
後援 | 高知市様、土佐市様、土佐市商工会様、Studio株式会社様、三翠園様、株式会社トラスト建設様 |
登壇者 | 車和哉(株式会社ONDO)、西森達也(NIBIIRO/映画監督) |
参加人数 | 17名 |
テーマ | 情報(根拠)/表現/接点の3要素から考える「選ばれる理由」 |
なぜ今、「選ばれる理由」を考え直す必要があるのか
生成AIの普及により、企業のWebサイトやSNSといった「発信」のハードルは下がりました。総務省の調査でも、2024年時点で企業のAI利用率は47.3%に達しています。しかし本セミナーでお伝えしたかったのは、「AI時代だからAIを使いましょう」という話ではありません。誰もが同じようにAIでコンテンツを作れる時代だからこそ、「なぜ、その中であなたの会社が選ばれるのか」という一次情報に根ざした違いこそが、これまで以上に重要になる、という視点です。

この日は、この問いを「根拠」「表現」「接点」という3つの要素に分解し、45分〜30分の3セッション構成でお話ししました。
THEME.1 信頼される「根拠」を整理する ― 一次情報とE-E-A-T
前半のセッションでは、Googleが検索品質の評価指標として掲げる「E-E-A-T(経験・専門性・権威性・信頼性)」の考え方をもとに、AIが引用する情報の性質について解説しました。

ポイントは、AIが引用しやすいのは、他人から聞いた情報や既存情報の要約(二次・三次情報)ではなく、企業自身が体験した「一次情報」だという点です。実際、Googleも生成AI機能向けの公式ガイドラインで、独自性の高い体験談やデータを重視する姿勢を明示しています。

セッションでは、株式会社ONDO自身のE-E-A-Tを実例として公開し、「経験」「専門性」「権威性」「信頼性」の4項目に自社の実績をどう当てはめて整理するか、具体的な手順をお見せしました。

あわせて、一次情報が「ニーズの大きさ」と「独自性の高さ」という2つの軸のどこに位置するかを見極める考え方や、社内の各部門(営業、開発、経営企画、データ分析、コールセンターなど)に眠る一次情報の引き出し方、記者・編集者が実践する取材の3つの姿勢についても紹介しました。
THEME.2 違いを伝える「表現」を考える ― NIBIIRO西森達也氏との対話

後半のセッション前半は、映画監督・映像作家として活動するNIBIIRO代表の西森達也氏をお迎えし、「情報をどう表現に翻訳するか」というテーマで対話形式のセッションを行いました。
高知県警察の採用募集CM、短編映画「三豊の鶴の恩返し」予告編、「ほにや よさこい2024」プロローグ映像、高知県土佐市移住促進動画『半径15分』など、実際の制作事例を通じて、集めた一次情報から「核」を見つける視点、プラスとマイナスのバランス感覚、「盛る」と「盛らない」の境界線について語っていただきました。

THEME.3 選ばれる「接点」を増やす ― AIO(AI Optimization)という新しい視点
後半のセッションでは、「AIに質問する」という新しい消費者行動と、それに対応するための実務的なポイントを解説しました。

AI検索の利用は2024年9月から2025年7月の1年弱で約12倍に増加しており、AIの回答の中で自社がどう説明されているかを把握・管理している企業はまだ多くありません。データによれば、AIの引用先の75〜87%は各社の公式サイトが占めており、特に比較検討や信頼性確認のフェーズに近づくほど、第三者メディアの影響力も高まる傾向があります。

具体的な打ち手として、情報の網羅性・鮮度・一貫性を保つこと、出所を明確にすること、構造化データ(schema.org)を実装してAIが読み取りやすい形に整えること、外部メディアや顧客の声を巻き込むことの5点を紹介しました。
まとめとしてお伝えしたのは、「SEOは古い、これからはAIO」という考え方ではなく、その本質はテクニックではなく、「質の高い情報をできるだけ多く発信し続けること」という、地道な積み重ねに尽きます。
参加者の声(アンケートより)
セミナー終了後にご協力いただいたアンケートでは、全体満足度・登壇者の話し方や伝わりやすさともに9割以上の方から高い評価をいただきました。自由記述では、次のようなお声をいただいています。(原文ママ)
実例もあってとてもおもしろかったです!!!
専門用語もあったのに非常に分かりやすく、自分の仕事の中でやるべき事が明確になりました。ありがとうございます!
一次情報、誰目線、誰に届ける、自社の優位性、プラスとマイナスのバランス、こうした本質的な部分がとてもわかりやすく、改めて自社を振り返ることや見直すヒントとなりました。ありがとうございました。
非常に分かりやすく参考になりました。
今回教わった事を社内外に広めて行きたいと思います‼️本日はありがとうございました。今日お伺いしたことを自社に当てはめて考えて、今後の広報活動で実践していきたいと思います。(すぐできることはすぐ。)
他のセミナーよりも、言語化の上手い方と感受性が豊かな方のバランスがプラスとマイナスの要素をカバー出来ていて、内容が入ってきやすかった。
AIは自身も使っているけど、ずっとWEB制作することに対して、AIで作れるけど、AIで作った。などのワードに心がチクチクしてるところがありました。
それをどうか視点を変えてモヤモヤを解決したかったので、解決できました!きてよかったです!質問力の高さ、優位性の引き出し方、自分達ではなく顧客の声を聞くことなど、学びがたくさんありました。自分をAIで調べて自分の位置を知れることで、発信を頑張らねばと思えました。
自分の事業の在り方を今一度考え直すとてもありがたい機会でした!AIが急速に発達した現代だからこそ、改めて自分が事業のなかでAIにはとって代わることのできない部分である、お客さまに対する想いや伝えたいものを明確にしようと思いました。とても刺激になる時間でした!ありがとうございました!
いただいたご感想は、今後の講座内容の改善やコンテンツ制作に活かしてまいります。
おわりに
「選ばれる理由」は、一朝一夕に作れるものではありません。
しかし、自社の中に眠る一次情報に気づき、それを表現に翻訳し、AI時代の新しい接点に正しく届ける。この3つのステップを踏むことは、どの企業にも今日から始められます。
株式会社ONDOでは、Web制作・コンテンツ設計・AIO対応を含めたご相談を承っております。本セミナーの内容についてのご質問や、自社の情報発信の見直しにご興味のある方は、お気軽にお問い合わせください。






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