地元企業のWebサイトにおけるアクセシビリティの重要性執筆:車 和哉|株式会社ONDO 代表取締役・Web制作・運用歴15年 / 高知県で唯一のStudio Expert Certifiedランク / Studio Ambassador投稿日:2024.2.26最終更新日:2025.8.28企業の管理職、広報担当者さま、日々の業務お疲れさまです。高知県で地方の中小企業のBtoBを支援するノーコードWebサイト「STUDIO」特化の制作会社 オンドです。Webサイトは現代のビジネスにおいて不可欠な存在となりました。しかし、多くの企業がアクセシビリティに対する意識を十分に持っていないことがあります。では、なぜ地元企業のWebサイトにおけるアクセシビリティは重要なのでしょうか?アクセシビリティとは何か?民間企業もウェブアクセシビリティ対応が義務化!2024年4月1日、あなたの会社は大丈夫?改正障害者差別解消法のポイント対応のメリット対応状況の確認方法アクセシビリティの基準参考資料企業のウェブアクセシビリティ対応、現状は5%弱!なぜ地元企業にとって重要なのか?法改正による義務化ユーザビリティ向上アクセシビリティに関して企業サイトが気を付けるべきポイント適切なコントラスト適切なフォントサイズとスペーシングキーボード操作のサポート適切な画像の代替テキストフォームのアクセシビリティ動的コンテンツのアクセシビリティテストと改善まとめアクセシビリティとは何か?アクセシビリティ(Web Accessibility)は、Webサイトを全てのユーザーに対して利用可能で理解しやすい状態にするための原則と手法です。身体的・認知的な障がい、年齢などに関わらず、すべての人がウェブサイトやアプリケーションを利用できるようにすることを目的としています。アクセシビリティは、障がいを持つ人だけでなく、すべてのユーザーにとっても重要です。民間企業もウェブアクセシビリティ対応が義務化!2024年4月1日、あなたの会社は大丈夫?2024年4月1日、民間企業にもウェブアクセシビリティ対応が義務化されます。これは、約90万人の視覚障碍者や約320万人の聴覚障碍者を含む、約1400万人の障害者の方々にとって、情報へのアクセス格差を解消し、社会参加を促進するための大きな一歩となります。改正障害者差別解消法のポイント対象となる民間企業:すべての民間企業(規模に関わらず)義務内容:ウェブアクセシビリティの確保(JIS X 8341-3:2016に準拠)施行日:2024年4月1日対応方法:Webサイトやアプリなどの情報通信機器を、障害者の方でも利用しやすいようにすること具体的な対応例:画像に代替テキストを設定する音声コンテンツには字幕をつけるキーボード操作のみで全ての機能が利用できるようにする色の識別だけで情報が理解できるよう、十分なコントラストを確保する読み上げソフトに対応する対応のメリット潜在顧客の開拓:障害者の方々を含む、より多くの人に情報を届けられる企業イメージの向上:社会貢献度の高い企業として認知される従業員のエンゲージメント向上:多様性を尊重する企業文化を醸成法令遵守によるリスク回避:訴訟リスクや行政指導のリスクを軽減対応状況の確認方法自社サイトがJIS X 8341-3:2016に準拠しているかどうかを確認専門業者に診断を依頼アクセシビリティの基準国際的には、WCAG(Web Content Accessibility Guidelines)が広く受け入れられています。WCAGは、Webアクセシビリティのガイドラインであり、バージョンごとにアップデートされています。日本国内でもJIS X 8341-3という規格が存在し、WCAGを基にして調整されています。参考資料令和2年版 障害者白書WCAG2.0(国際基準)JIS X 8341-3:2016(国内基準)企業のウェブアクセシビリティ対応、現状は5%弱!総務省調査によると、企業のウェブアクセシビリティ対応は、わずか5%弱にとどまっています。2024年4月1日に義務化されることを考えると、非常に低い数字です。JIS規格に準拠している企業:5%弱今後改善に取り組む予定:35%規格やアクセシビリティを知らない:55%なぜ地元企業にとって重要なのか?法改正による義務化障害者差別解消法の改正により、民間事業者でもアクセシビリティが義務となりました。企業は公布から3年以内にWebアクセシビリティを確保したサイト制作が必須です。ユーザビリティ向上アクセシビリティを高めることで、すべてのユーザーが快適に利用できるようになります。使いやすいインターフェースや直感的なナビゲーションは、顧客満足度を向上させます。アクセシビリティに関して企業サイトが気を付けるべきポイントもちろん、企業サイトにおいてアクセシビリティを向上させるために気を付けるべきポイントを整理いたします。以下に、具体的なポイントをご紹介します。適切なコントラストテキストと背景のコントラストを適切に設定しましょう。視覚障がいを持つユーザーや高齢者は、読みやすいコントラストが必要です。WCAGのガイドラインに従って、最低限のコントラスト比を確保してください。適切なフォントサイズとスペーシングテキストのフォントサイズは十分に大きくし、読みやすさを重視しましょう。行間や文字間隔も適切に設定して、視覚的な快適さを提供します。キーボード操作のサポートキーボードだけでサイトを操作できるようにしましょう。マウスやタッチパッドが使えないユーザーにも対応できます。フォームやナビゲーションの操作にはキーボードショートカットを提供しましょう。適切な画像の代替テキスト画像には適切な代替テキスト(alt属性)を設定してください。スクリーンリーダーを使用するユーザーは、代替テキストを通じて画像の内容を理解します。フォームのアクセシビリティフォームの入力欄にはラベルを付けましょう。ラベルはフォームの目的や入力内容を説明します。エラーメッセージも適切に表示し、ユーザーが問題を理解できるようにしましょう。動的コンテンツのアクセシビリティ動的なコンテンツ(例:ドロップダウンメニュー、モーダルウィンドウ)は、キーボード操作でアクセスできるように設計しましょう。適切なフォーカス管理を行い、ユーザーがコンテンツにアクセスできるようにします。テストと改善定期的にアクセシビリティテストを実施し、問題を特定して改善しましょう。ユーザーからのフィードバックを受け入れ、サイトのアクセシビリティを向上させていきましょう。まとめ地元企業のWebサイトがアクセシビリティを考慮することで、より多くのユーザーに価値を提供できることを忘れないでください。この記事を書いた人:車 和哉(株式会社ONDO 代表取締役)高知県土佐市を拠点に、地方・中小企業向けのホームページ制作、リニューアル、運用支援を行う。Web制作・運用に15年従事し、上場系メーカー常駐での設計・制作・運用経験、高知県内のWebマーケティング会社での9年間の支援経験を持つ。現在は、高知県で唯一のStudio Expert CertifiedランクかつStudio Ambassadorとして、更新しやすく、成果につながるWebサイトづくりを支援している。会社情報を見るarrow_forwardホームページの新規制作・リニューアルや集客にお困りごとはございませんか?「何から始めればいいか分からない」「作ったけど反響がない」「更新が止まっている」など、未整理のままでも大丈夫です。オンドが目的と現状を整理し、相談につながる導線と“更新が続く仕組み”まで整えます。ホームページ新規制作初めての制作でも安心。強みの言語化から構成整理、導線設計まで整えて、成果が実るサイトを一からつくります。新規制作の詳細を見るkeyboard_arrow_rightホームページリニューアル情報が複雑になったサイトを整理し、必要な情報にたどり着ける導線へ。WordPress→Studio移行のご相談も可能です。リニューアルの詳細を見るkeyboard_arrow_right株式会社ONDOは、高知県で唯一のStudio Expert Certifiedランクであり、「Studio Ambassador」です。keyboard_arrow_leftブログの一覧へ戻る